■― 今こそ家族で話し合いを ―
◆高齢者世帯が増加
近年、高齢者の単身世帯や夫婦のみの世帯が増え、平成17年から令和2年までの15年間で約3・7倍にも増加しており、地域全体での「見守り」の重要性がますます高まっています。市では高齢者の皆さんが住み慣れた地域で安全・安心に暮らし続けられるよう、多様なサポートをしています。代表的なサービスとして「まもりこ」「緊急通報システム」「配食サービス」をご紹介します。
▽高齢者世帯数の推移(加西市)
◎増加傾向
H17:1,035(世帯)
高齢夫婦のみ世帯:817(世帯)
単身高齢者世帯:218(世帯)
H22:2,364(世帯)
高齢夫婦のみ世帯:1,367(世帯)
単身高齢者世帯:997(世帯)
H27:3,097(世帯)
高齢夫婦のみ世帯:1,725(世帯)
単身高齢者世帯:1,372(世帯)
R2:3,863(世帯)
高齢夫婦のみ世帯:2,161(世帯)
単身高齢者世帯:1,702(世帯)
出典:国勢調査
■離れて暮らす家族とつながる安心 まもりこ[無料]
〈73人利用中(令和7年11月末現在)〉
詳細はこちら
【URL】https://www.city.kasai.hyogo.jp/site/koureisyahukushi/44817.html
◆家族で始める見守りのカタチ
離れて暮らす高齢者とその家族が、お互いに安心して生活を送るための見守りサービスです。普段から家族のつながりを大切にし、いざという時に対応できるよう、家族と顔を合わせる機会に、ぜひ話し合いましょう。
◆見守られる親の冷蔵庫に
・一定時間冷蔵庫の開閉がないと家族のアプリに通知(1日3回判定)
◆見守る家族のスマホに
・冷蔵庫の開閉をアプリでチェック!不自然な場合や緊急時には家族などが迅速に対応できます。
◆「まもりこ」とは?
冷蔵庫に設置した専用端末が扉の開閉を感知し、家族がスマートフォンで日常の生活リズムを確認できます。Wi-Fi(インターネット環境)不要で、見守りや緊急時の対応は家族が行います。
▽対象者
加西市内に住所があり、
(1)65歳以上のひとり暮らしの高齢者
(2)ひとり暮らしの障がい者
(3)その他市長が特に必要と認める者
のいずれかに該当する方。
▽申請者
離れて暮らす家族・親族
申請はこちら
【URL】https://logoform.jp/f/2f5Ni
○家族(利用者)の声
親がひとり暮らしで複数の持病があり、心配していたところ、偶然にも加西市の広報で「まもりこ」のサービスを見かけ、利用しました。毎日元気に活動していることがわかるだけでなく、冷蔵庫を開けた時間を詳細に知れるので、きちんと食事を摂れているかも把握できてとても安心しました。
市外在住


