市は、市民の健康増進や生きがいづくりを支援するとともに、南海トラフ地震などの大規模災害に備えて地域防災力の強化を目指しています。既存施設の老朽化という現状を解決するため、陸上競技場と総合体育館を核とした複合施設として、また、広域避難拠点の役割も担う「総合運動防災公園」を整備する計画です。令和13年度
の完成を目指しており、今回は、令和7年8月に策定した「基本構想・基本計画」の概要をお知らせします。
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【URL】https://www.city.kasai.hyogo.jp/soshiki/5/54940.html
《総合運動防災公園の整備コンセプト》
まちづくりの夢を実現できる総合運動防災公園
~まちのセントラルスポーツ・コミュニティ~
◆アリーナ
▽メインアリーナ
・スポーツ大会、イベントなどにも対応できるメイン会場
・バスケ・バレー3面
・観客席固定席1,500席程度+仮設席 1,500席程度
▽トレーニングルーム
▽サブアリーナ
▽武道場
[災害時]
避難者収容機能、避難所運営スタッフ・ボランティア詰所など
◆ア―バンスポーツパーク
▽スケートボードパーク
▽3人制バスケットボールの3×3(スリー・エックス・スリー)コート
◆多目的グラウンド・芝生広場
▽多目的グラウンド
サッカーコート1面程度の広さ、人工芝、ナイター照明設備
▽屋根付き広場
イベント、スポーツ(グラウンド・ゴルフなど)に利用
▽大型遊具
[災害時]
テント設営、屋外避難、物資集積場所など
◆駐車場
大会時など多数来訪時用の駐車場を整備(300台程度)
◆陸上競技場
▽公認陸上競技場
・400mトラック
・フィールド1面
・観覧席 1,500席程度
◆憩い・交流機能
カフェ、売店などの飲食提供機能、休憩施設、ランニング、ウォーキングコースなども整備予定
◆災害などの緊急時には
災害時には広域避難拠点となり、日常の「楽しみ」が、いざという時の「備え」に変わる「フェーズフリー」のデザイン
■[現状]新公園の必要性
◇既存施設の現状
加西勤労者体育センターは築40年以上が経過し、耐震性の不足や空調設備の未整備など、施設の老朽化が深刻な状況です。市民アンケートでは約6割が「運動機会を増やしたい」と回答しており、猛暑でも快適で安全に利用できる環境整備が求められています。
また、観客席を備えたスポーツ施設が市内にないため、広域圏で開催されるスポーツ大会などが市外で開催されている状況です。加えて、年齢やジェンダーなどにかかわらず、誰もが運動やスポーツなどを楽しめる環境を整えていくことも求められています。
◇地域防災力の強化
総合運動防災公園は、普段はスポーツや憩いの場、災害時には市民の広域避難所や自衛隊、消防の応援を受け入れる「広域避難拠点」となり、ヘリポートや物資集積場
の機能を備えた防災拠点になります。「いつもの公園」が「もしもの要かなめ」になる安心は、未来へ引き継ぐ大切な財産です。
■これまでの流れ
○1981年(昭和56年)
市内の主要な体育施設として「加西勤労者体育センター」完成
○1991年(平成3年)
「健康ふれあいぱーく・善防」構想策定、陸上競技場整備を位置づける
○1994年(平成6年)
野球・ソフトボールの拠点となる「加西球場」完成
○2005年(平成17年)
「ぜんぼうグリーンパーク」完成
○2011年(平成23年)
第5次加西市総合計画策定、住民が身近な場所でスポーツに親しめる機会の拡充を位置づける
○2014年(平成26年)
加西市スポーツ推進計画策定、「しょうがいスポーツ応援都市・KASAI」を掲げ市民スポーツ活動を推進
○2021年(令和3年)
・第6次加西市総合計画策定、総合体育館の整備を正式に位置づける
・第2次加西市スポーツ推進計画策定、多機能型総合体育館の建設に向けた具体的な検討が始まる
○2025年(令和7年)
「加西市総合運動防災公園基本構想・基本計画」策定
加西市総合運動防災公園の完成イメージです
※詳細は本誌P.2~P.3をご覧ください。


