■高齢夫婦の笑顔を撮影し67年 延べ2,994組
7月15日~17日、フォトスタジオ栄光社の宮本博文さん(北条町古坂)が、地域への恩返しとして市内を訪問撮影しました。同社は、昭和34年からボランティアで高齢者夫婦の記念撮影を続けており、今回で累計2,994組となりました。宮本さんは「大先輩の幸せな笑顔を撮影できたことに心から喜びを感じています。人とのつながりを強く実感します」と話されました。
■水の歴史を後世に伝える「飯盛野疏水ウォーク」
7月12日、加古川西部土地改良区主催で「飯盛野疏水(いいもりのそすい)」を巡る疏水ウォークが開催され、いこいの村はりま(笹倉町)から殿原町の万願寺川の取水口(しゅすいこう)まで約3.5kmを歩きました。同改良区職員から施設の特徴や歴史の解説があり、先人の苦労などを学びました。参加者は「明治時代に造られた民家の下を通るトンネルが、現在も当時のまま使用されていることに驚いた」と話しました。
■わたしたちの野菜を食べて 「宇仁の朝市」
7月12日、宇仁小学校3年生の児童9人は、「滝野温泉ぽかぽ」で自分たちが育てた野菜を販売しました。この活動は、地域の方から「朝市を活性化させてほしい」という願いを受けたことをきっかけに、4月からキュウリやミニトマトなど6種類の野菜を育て始めたものです。鷹取遵(たかとりまもる)さんは「宇仁の人にいろいろ食べてほしい」と話しました。
■地域とのつながりを大切に 「九会縁日」
7月19日、九会小学校「第2回九会縁日(くえんにち)」がPTA主催で開催されました。地元企業や団体の協力によるワークショップや縁日コーナーを出展し、豪華景品の抽選会も行われ、350人を超える来場者でにぎわいました。井上敏孝PTA会長は「地域の皆さんとのつながりを大切にし、九会小学校がさらに成長していければ嬉しく思います」と語られました。
■太鼓作りで命の大切さを学ぶ
7月27日、善防公民館で市内の小学生21人が人権学習として、十八代目太鼓屋六右衛門・杉本大士さんの指導のもと、牛の革を使った太鼓作りを体験しました。牛の皮をなめして革に加工することを初めて知ったという児童もおり、命の尊さや感謝の気持ちを改めて学ぶ機会となりました。児童たちは「命のつながりを感じた」「太鼓をより大切にしようと思った」と話しました。