■茶の湯と秋の夕べを満喫 加西観月茶会
9月16日、加西市茶道協会が主催するお茶席が、いこいの村はりま(笹倉町)で開催されました。裏千家の山田宗久社中により、気軽にお茶を味わってもらうため立礼席で行われ、播磨農業高校茶道部の生徒がボランティアで接待しました。約200人が参加され、場内に流れる琴や尺八の音色を聴きながら、茶の湯のわびさびを楽しみました。同日、外では夕方から秋の美しい月を眺めることができました。
■「東京加西会」総会 ふるさと談義に花咲かす
10月14日、関東地区在住の加西市出身やゆかりのある方々が集う「東京加西会」(後藤基廣会長)が、KKRホテル東京で開催されました。総会に35人の会員が集い、再会の喜びを共有しました。加西出身でアルト歌手の竹本絵里子さん、伴奏ピアニストの真島圭さんの歌とピアノのコンサートが行われました。
また、総会の前には、北条高校同窓会東京支部会も開かれ、旧交を温めました。
■播磨農高生が育てたブドウ スムージーでPR
9月18日から10月下旬まで、播磨農業高校の生徒が大切に育てたマスカットベリーAを使用したスムージーを、アスティアかさい1階にあるクレープ店「ぼくにもクレープ」で販売しました。ベリーAのおいしさを知ってもらい、加西の特産品を守る思いから企画を進めました。生徒たちは「ベリーAのおいしさがそのまま楽しめる。多くの人に飲んでもらい、さらに知ってほしい」と笑顔で話しました。
■元Vリーガー大山未希さん 富田小で体育授業
10月8日、スポーツ庁が実施するアスリート全国学校派遣「アスリーチ」として、元5.リーガーで元プロビーチバレー選手の大山未希さんが、富田小学校4~6年生61人に体育の授業を行いました。髙橋朋哉さんは「協力することや自分たちで考えることをしっかりと生かしていきたい」と話しました。児童たちは、ボールを使った運動をすることで、身体を動かすことやチームワークの大切さなどを学びました。
■富合小3年稲刈り体験 農業への理解を深める
9月13日、富合小学校の3年生21人が山枝町内の田んぼで、株式会社西脇農園(玉野町)協力のもと、稲刈り体験を行いました。5月に児童たちが植えた稲は立派に実り、鎌で一株ずつ丁寧に収穫しました。谷口祥麻さんは「鎌で刈るのは硬くて大変だったけど、とてもいい体験ができた」と笑顔で話しました。
この稲刈り体験は今年で3年目。収穫したお米は、おにぎりにして食べました。
■播州歌舞伎発祥の地 東高室で播磨農高生が熱演
9月29日、播州歌舞伎発祥の地、西福寺(北条町東高室)で、播磨農業高校の郷土伝統文化継承クラブが、「義経千本桜~吉野山静忠信道行の場~」を上演しました。
東高室の伝統文化の継承と住民の交流を目的として、西福寺の後藤太作住職が昨年に引き続き企画を行いました。
地域住民だけでなく高齢者や子どもを含む約100人が集まり、伝統芸能を楽しみました。