■九会小児童ら 科学的な視点から学ぶ音楽
9月14日、九会小学校の5、6年生92人と北条高校吹奏楽部を対象に、「音と科学」をテーマにした世界的指揮者の西本智実さんによる授業が行われました。合奏曲「アフリカン・シンフォニー」を、西本さんやプロ奏者から指導を受け、保護者らに披露しました。鍵盤ハーモニカを担当した児童は、「教わったとおりみんなでタイミングを合わせると音が揃って、練習前と音が変わった」と話しました。
■芸術の秋 「文化展」を開催
10月5~7日、加西市シニアクラブ連合会(山下光昭会長)主催の「第23回文化展」がアスティアかさいで開催されました。油絵を出品した岡田正徳さん(北条町東南)は「10年前から絵を描き始め、地元の風景を半年かけて制作しました」と話しました。
絵画や手芸など5グループと80人による作品、約130点の展示があり、期間中には約600人が来場しました。
■広く知ってもらいたい 青野原俘虜収容所写真展
9月21~29日、富合地区ふるさと創造会議「ももこの11」(仲井正人会長)主催により、青野原俘虜収容所写真展が加西市民会館で開催されました。第1次世界大戦時に地元住民と俘虜たちとの交流を記録した写真を約100点展示。期間中には約700人が来場し、興味深く鑑賞していました。仲井会長は「加西市で俘虜を大切にしていた事実を、世界にもっと広く知らせたい」と熱く語りました。
■毎年9月23日は「手話言語の国際デー」
9月23日、「聞こえない家族の中で唯一聞こえる少女の物語」の映画『Codaあいのうた』上映会をアスティアかさいで開催しました。9月22~29日に、アスティアかさいの南側が青色にライトアップされました。青色は世界ろう連盟や国連のロゴの色で、平和を表しています。加西聴覚障害者協会と手話サークルどんぐりの皆さんは、「手話は言語」という認識がさらに広がることを願いました。
■下里小4年 手話ダンス 伝える難しさを実感
9月10日、下里小学校で4年生の児童36人に、手話ダンス教室が行われました。講師に昨年全国手話ダンス甲子園で3位に輝いた「チームフクシン」(福崎町)の5人を招き、5班に分かれて練習した後、班ごとに発表しました。
手話ダンスを通じ、児童たちは伝えることの大切さを学びました。小田凪紗さんは「手の向きを少し変えるだけで意味が変わり、それが繊細で難しかった」と話しました。
■賀茂幼児園で芋掘り 「たくさん収穫できたよ」
10月9日、賀茂地区ふるさと創造会議(衣笠利則会長)協力のもと、賀茂幼児園の1~5歳児37人が、園庭の畑でサツマイモを収穫しました。今年の5月に同会議協力のもと、つるを挿し育ててきたもので、園児たちは夢中で芋掘りを楽しみました。収穫した芋を年長児が計量すると、合計115本、最重量425g、最長21cmでした。
収穫した芋は、給食やおやつで美味しくいただきます。