■日常からできる災害への備え
災害が起こったときの被害を少なくするために、日頃から、地域の危険な場所の把握や災害時にどう行動するか、継続的に準備・想定することが大切です。今日からできる対策をご紹介します。
▽家の周りを点検する
家の中:
・ケガをしない工夫…窓ガラスやガラス扉に飛散防止フィルムを貼る。家具の扉に飛び出し防止器具をつける。
・家具や家電の固定…L字型金具やベルト式器具で家具と壁を固定する。ポールで天井との間を固定する。粘着性のマットや滑り止めも有効。
・部屋の家具の配置…家具が転倒したり移動したりしたときに、下敷きにならないか。ドアなど避難経路をふさがないか。
家の外:
・ブロック塀の安全性…ブロック塀に控え壁があるか?鉄筋が入っているか?
・建物の耐震性…昭和56年5月以前に建てられた建物は、現行の耐震基準を満たしていない可能性があります。耐震性が低い場合には、倒壊の可能性を踏まえた対策をしっかりとしておきましょう。
▽避難に備える
[ライフラインを守る]
大規模な地震が発生した場合、広範囲での停電や断水が発生することがあります。能登半島地震でも長い間水道が使えず、衛生面の課題もありました。
長期間避難生活が続くことも想定した準備も考えてみましょう。
◯あると助かる防災グッズ一例
3日分を用意 ※大規模災害時には1週間分
「断水」
飲料水 1日あたり1人3ℓ
簡易トイレ
トイレットペーパー
ウエットティッシュ
「停電」
懐中電灯(予備電池)
ヘッドライト
LED ランタン
モバイルバッテリー
カセットコンロ
ガスボンベ
暑さ・寒さ対策
[避難場所を確認する]
自宅にいることが危険な場合には避難所へ逃げましょう。
感染症による避難所の人数制限が出ている場合や避難所への移動が困難な場合などで、自宅で安全が確保できるときには自宅避難をすることも選択肢の一つです。どこにいるのが安全か、情報収集をして判断しましょう。
避難所へ向かうルートの安全性を一度歩いて確認することをおすすめします。
◎確認ポイント
・所要時間はどのくらいか?
・道中に倒れる危険性のあるものがないか?
・地すべりや河川・ため池の決壊などが起きそうな場所がないか?
◯避難に関する情報はこちら
加西市情報マップ【URL】https://www2.wagmap.jp/kasai-sp/
避難施設【URL】https://www.city.kasai.hyogo.jp/soshiki/10/1605.html
Web上で地震や浸水想定地図を、確認できます。
加西市防災ハザードマップ 防災課で配布中
▽情報収集と共有方法を確かめる
情報がない中で避難生活を送るのは、大きな不安となります。どのように情報収集ができるか確認しておきましょう。
また、家族が離れたところで被災することも考えられます。その場合の集合場所、避難場所の情報をどこに残しておくかを、家族で一度話し合っておきましょう。
問合せ:防災課
【電話】42-8751
◯情報収集の方法はこちら
かさいライフナビ・有線・無線放送など
確認できる情報
・緊急時の防災情報
・避難所開設のお知らせ
・各自治会からの被害状況 など
詳細はこちら【URL】https://www.city.kasai.hyogo.jp/site/lifenavi/
テレビ・ラジオ
確認できる情報
・気象情報
・避難情報 など