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教育委員会より 菅野教育長

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兵庫県加西市

■学校再編の基本的な考え方
学校の存在意義は、人と人との関わりにあると考えます。学校では友達、教職員、地域の方々などさまざまな人たちと出会います。人は生涯を通じてさまざまな人、色々な出来事に出会い人格を形成していきます。子どもたちにとって、人や出来事との出会いと関わりは大きな人生の財産になると考えられます。
学校再編の議論が必要な背景には、急激な少子化があります。下記の人口一覧から分かるように、加西市内の中学校3年生から小学校1年生までの子供の数は300人台です。しかし、5歳から2歳では200人台に減少します。さらに、1歳児、0歳児では100人台に減少しています。14歳の中学生と0歳児の人数を比較すると、北条中学校区では13人の減少にとどまりますが、善防中学校区では19人、加西中学校区では28人、泉中学校区では60人と半減もしくはそれ以上の大幅な減少となっています。北条中学校区と他の3中学校区において大きな地域差が生まれています。

■令和5年4月1日現在校区別・年齢別人口一覧(人)
※本紙の表をご覧ください。

学校は人と人との関わりを基盤として、子どもたちと教職員などさまざまな人たちが一緒に成長できる場でありたいと考えます。もちろん出会いがいい事ばかりとは限りません。時には人との関わり合いの中でうまくいかないこともありますが、それを経験することで成長につなげることが大切だと思います。子どもたちが学ぶ最高の環境づくりを目指すためには、学校再編は避けて通れない課題であると考えています。

11月のタウンミーティングを通して、各地域の皆様から貴重なご意見をいただきました。1月には学校再編についての方針をお伝えし、下記の説明会を開催します。
※本紙の表をご覧ください。

       

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