■今日からできること
◆大切なのは、相手を思いやる心
日本人でも外国人でも共に暮らしやすい社会をつくるには、お互いの文化や習慣などを尊重し合い、理解を深めることが大事です。
▽理解の一歩は知ることから
私たち一人一人にもできることがあります。
まず大切なのは、お互いを「知る」ことです。「知る」機会は、グローバルセンターに集えば得られます。
自分が住む地域にどのような外国人住民が暮らしているのか、お互いの文化や習慣などについて、具体的にどのようなものなのかなど、現状を正しく理解することが第一歩となります。
▽小さな歩み寄り
次に、日常生活での心がけも重要です。まずは挨拶を交わしてましょう。「おはよう」と声をかけるだけでも違います。
話をするときは、「やさしい日本語」を意識してみてください。
興味がわけば、市の国際交流イベントにもぜひご参加ください。
また、学校や職場で外国人の方と接する際には、相手の文化的背景を尊重する姿勢も大切です。
日常の小さな一歩の積み重ねが、誰にとっても暮らしやすい地域社会づくりにつながっていくのではないでしょうか。
外国人の方が、当たり前に受け入れてもらえるような、安心感のある、誰もが暮らしやすい地域をみんなで一緒に目指していきましょう。
加西市国際交流協会 大野聖佳さん
《やさしい日本語って?》
○はさみの法則
(はっきり、さいごまで、みじかく)
(1)はっきりと話す。
(2)文の最後まで言い切る。
(3)一文を短くする。
(例)「ご本人確認ができるものをお持ちですか?」=「ざいりゅうカードをもっていますか?」
翻訳アプリも便利です!
◎ぜひやってみてください
加西市国際交流協会 安田彩香さん
◆日本語教室
実施場所:グローバルセンター内、交流スペース
・クラス形式 ホッとする場所です
・小グループ形式
・マンツーマン形式
▽通うきっかけは?
参加者の声教室に通い始めて1年です。がんばるのは当たり前のこと。難しいことができるようになることは、やりがいがあります。教室の皆さんは親切で優しく、心が温かくなります。
ヴィンさん(ベトナム)
姉がボランティアをしていたことがきっかけです。将来に向けて、いろいろな人と関わっていくための力をつけておきたくて、参加しています。
◎日本語で十分伝わります!
日本語ボランティア 楠田菜心(ななみ)さん(中学2年生)
▽国際交流協会会員・ボランティア募集中!
サポートをしていただける方を随時募集しています。
世界を知る・食べる・楽しむイベントを開催!
国籍は問いません。通訳・翻訳のほか、イベントのお手伝い、日本語教室の講師など、外国語が話せなくてもできる活動も。ご協力いただける方は、ご連絡ください。