〈これまでの流れ〉
令和4年6月 児童福祉法改正
令和4年9月 庁内検討開始
令和6年
4月 こどもサポートセンター開設(市役所本庁舎と健康福祉会館)
5月 広聴会開催・設計開始
6月 市民アンケート実施
令和7年3月 議会に予算案を提出
令和8年12月 工事完了予定
令和9年1月 新庁舎にて業務開始予定
児童福祉法の改正に伴い、自治体でこども家庭センターを設置し、子どもや子育てを包括的に支援することが義務付けられました。加西市では令和6年4月から市役所(本庁舎)と健康福祉会館に分割して「こどもサポートセンター」を設置しました。
健診や相談など市民の皆さまと直接関わる支援や相談機能を集約するため、第二付属棟を建設し、令和9年の業務開始を目指して準備を進めています。「子育て5つの無料化」などの生活サポートも展開し、地域に誇れる子育て環境を整えます。
また、将来予想される大規模災害に備え、自家発電設備や指令スペースがある防災センターを併設することで、災害発生後に最も重要な72時間の救命救護対応ができる体制を確保し、市民の安全と安心を守ります。
◆新しい施設が持つ4つの育む機能
▽01.そだてる
妊娠期から子どもの成長に合わせて、多様な分野の専門職と地域の方が連携し、子どもの健やかな育ちを支えます。
(プレママ教室・プレパパ教室、産後ケア、ファミリーサポートセンターなど)
▽02.まもる
健診や予防接種など医師・保健師・社会福祉士・保育士などさまざまな専門家が多角的な視点で親子の成長を見守ります。
(乳幼児健診、乳幼児保健相談、予防接種など)
▽03ささえる
子どもの「困った!」は、こどもサポートセンターへ。必要な時に必要な相談ができる一体的なサービスを実施します。
(子育て相談、発達相談、病児・病後児保育など)
▽04つなげる
親子の遊び場、発達支援、福祉サービス、就労支援、経済困窮などニーズに応じた場所に結び合わせます。
(子育て広場、療育相談、ひとり親相談など)
◆市民の安心を守りいのちを育む センターの中身をのぞいてみよう
第二付属棟は、現在の市役所(本庁舎)の北側に建てる予定です。
手続きや相談がワンストップでできること、相談がゆったりとできる空間になることをコンセプトに、市民アンケートや皆さまからいただいたご意見も取り入れながら設計しました。
[全体イメージ]
※詳細は本紙P.3をご覧ください。
[計画概要]
敷地面積:35,032平方メートル
※市役所敷地全体
床面積:3,654平方メートル
建築面積:1,227平方メートル
構造:鉄骨造
駐車台数:約30台
1階 1,219平方メートル
2階 1,200平方メートル
3階 1,200平方メートル
屋上 35平方メートル
◎市民からのご意見
動線を短くして欲しい 子どもがいると雨の日が大変
・駐車場や出入口からすぐの場所に窓口を配置。屋根付きの優先駐車場を整備します
1階 こどもサポートセンター
[ポイント]
安心して妊娠・出産・子育てができるようサポートします
◎市民からのご意見
ベビーカーが入る広いカウンターだと嬉しい
・プライバシーに配慮した個別カウンターを設置します
2階 健診室
[ポイント]
子どもの成⻑の確認・育児相談・栄養相談などを⾏います
◎市民からのご意見
トイレや子どもスペースに男性も入りやすくして欲しい
・2階のトイレにはおやこトイレを2区画作ります
3階 防災センター
[ポイント]
災害時に対策本部を設置し、市⺠の生命と財産を守る拠点となります
※通常時は会議室として利⽤予定
[ポイント]
3階のすべての電灯やコンセント+空調設備と1階から3階へ上がる通路の電灯が72時間稼働する発電設備と燃料タンクを整備します
※各階の配置図は、本紙P.3をご覧ください。
問合先:
・設計に関すること…建築課
【電話】42-8757
・こどもサポートセンターに関すること…子育て支援課
【電話】42-8709