■光と音の幻想世界 五百羅漢紅葉ライトアップ
11月23、24日に五百羅漢紅葉ライトアップが開催され約350人が訪れました。ライトに照らされほんのり赤く色づく紅葉やろうそくの灯りに照らされた石仏は、日が沈むにつれて雰囲気が変わっていきました。訪れた人々は、境内に流れる落ち着いた音楽とともに、幻想的な世界を楽しんでいました。焼き芋などの飲食や輪投げなどの縁日コーナーもあり、大いに賑わっていました。
■九会で夢と希望が輝く ペットボトルツリー
11月30日、鶉野飛行場跡で九会地区ふるさと創造会議が企画し、約1800個のペットボトルで作った巨大ツリーの点灯式が行われました。点灯式には、100人を超える子どもたちが集まりペットボトルに願い事を書きました。作成には、地域のボランティアや北条高生が参加しました。同会議の深田英世会長は「みんなの願い事が天に届いてほしい」と話しました。
■冬の夜を彩る 北条鉄道イルミネーション
普段とは違った鉄道の雰囲気を味わってもらおうと、11年前から北条鉄道が始めたイルミネーション。今年は、長駅、法華口駅、田原駅、網引駅で実施されました。車両をかたどった電飾やクリスマスツリー、雪の結晶などの冬らしさを感じる飾りがステーションマスターらによって飾り付けられ、夜の駅に輝きました。駅を訪れた乗客たちは、光の装飾に見入っていました。
■黒田さんが加西市に寄贈 平和学習に活用を
11月に黒田秀一さん(北条町北条)から、加西市に九一式航空魚雷が寄贈されsoraかさい(鶉野町)で常設展示されています。九一式航空魚雷は、米軍に提出した姫路海軍航空基地の備品目録にも書かれており、鶉野飛行場に配備されていたことが分かります。
黒田さんは「若い世代にも戦争の歴史と平和の大切さを知ってもらいたい」と話しました。
■腹話術を通じて交流 青い鳥学級
11月29日、視覚障がいのある方を対象とした「播磨東青い鳥学級北支部加西教室」が開催されました。21人の学級生が参加し、ろごす腹話術研究会ねひめ加西の代表である春風小イチローさんとメンバーによる腹話術を楽しみました。また、人形に触れたり、自分で動かしたりする体験を通じて、腹話術の魅力を感じていただき、笑顔あふれるひとときとなりました。
■人権バスツアーで 長島愛生園を訪問
11月6日、国立療養所「長島愛生園」(岡山県瀬戸内市)を訪問しました。ハンセン病に対する差別や偏見を解消するには、まず正しく理解することが重要。参加者14人はハンセン病とその治療についての説明を聞きました。「らい予防法」によって患者が療養所で長期間社会から隔離され、人々の中に偏見・差別意識が植え付けられた歴史についても学ぶ良い機会となりました。