兵庫県内で特殊詐欺被害が過去最悪のペースで増加しています。
犯人からの連絡は「固定電話」が約6割です。警察官による最新の被害状況、手口の紹介に加えて、犯人が嫌がる着信前自動警告機能・自動録音機能を持つ電話機の購入費補助制度について説明します。
日時:10月11日(金)15時30分~16時30分
場所:アスティアかさい3階
内容:(1)警察官による講話(特殊詐欺の情勢と被害防止対策) (2)自動録音電話機等購入補助制度の説明
※事前申込の必要はありません。どなたでもご参加いただけます。
問合せ:
防災課【電話】42-8751
兵庫県県民生活部くらし安全課特殊詐欺対策班【電話】078-362-3980
加西警察署管内でも特殊詐欺による被害額は年々多くなっています。今年は昨年の同じ時期に比べて340万円も増加しています。
防犯ポイント
◎不審な電話は即切断しましょう
◎防犯対策を備えた電話機に買い替えましょう
◎NTT西日本の無償化サービス(ナンバー・ディスプレイなど)を利用し固定電話対策を強化しましょう
◆自動録音電話機等購入費の補助
補助金額:
自動録音電話機(固定電話機)…上限10,000円
外付け機器(録音機)…上限5,000円
※1世帯1台限り
対象者:令和7年3月31日において加西市内にお住まいの65歳以上の方 (ご親族などからの申請も可能です)
対象機器:令和5年12月13日以降に購入した機器で、「優良防犯電話推奨品目録」に記載の特殊詐欺対策機能の付いた固定電話機または外付け機器
※目録は、防災課窓口またはホームページで参照できます。
※目録にない機器を購入される場合は事前にご相談ください。
※本市で他の補助金を受けた機器は当補助金の対象外となります。
受付期間:令和7年1月31日(金)まで ※先着順(予算内に限る)
問合せ:防災課【電話】42-8751
申請方法など詳細は【URL】https://www.city.kasai.hyogo.jp//soshiki/10/44890.html
◆事例紹介
加西市であった特殊詐欺に関する相談
【事例(1)】固定電話に総務省を騙る自動音声ガイダンスの電話がかかってくる。
要注意!!多発中の事案です
総務省を騙る者「2時間以内に全ての通信を停止します。オペレーターに繋ぐには、(1)を押してください」
↓
ダイヤルの(1)を押すと犯人に繋がり、最終的に金銭を要求される。
【事例(2)】国民年金機構を騙る人物から電話がかかってくる。
国民年金機構を騙る者「過払い金があります」
↓
最終的に金銭を要求される。
詐欺被害を阻止できた事例
【事例(1)】架空料金請求詐欺
自宅のパソコン画面に、「ウイルスに感染、表示の電話番号に電話してください」と表示。高齢男性が指示に従い電話をかける。
↓
「ウイルス除去修理で代金が必要になる。コンビニでプリペイドカードを購入して連絡してほしい」
↓
コンビニでプリペイドカードを購入しようとした際、店員が詐欺を疑い警察へ通報。
【事例(2)】オレオレ詐欺
息子を名乗る者「友人と株で失敗して損失を出した」
↓
銀行へ向かい預金の払い出しをしようとした際、銀行員が詐欺を疑い警察へ通報。