■知っていますか?帯状疱疹(たいじょうほうしん)
80歳までに約3人に1人が発症するといわれる帯状疱疹。どのような病気なのか、知っておきましょう。
▼どんな病気なの?
帯状疱疹は、加齢や疲労、ストレスなどにより免疫力が下がることで、水ぼうそうのウイルスが、再び活動を始め発症する病気です。
水ぼうそうのウイルスは、一度体内に入るとずっと潜み続けます。しかし、免疫力が下がるとウイルスが再び目を覚まし、帯状疱疹として症状が現れます。
50歳以上の方に多く見られます。
▼発症後の症状は?
まず痛みが生じ、体の左右どちらか一方に帯状の赤い発疹や水疱が現れます。胸、背中に症状の発生が多く、首、顔に出ることもあります。症状は、3~4週間ほど続きます。また、体がだるくなったり、頭痛、熱などが出たりすることもあります。
症状が落ち着いた後でも、「帯状疱疹後神経痛」として痛みが続くこともあります。
▼予防と対策が重要
◯予防のポイント
(1)生活習慣を見直す
バランスのよい食事、適度な運動、質のよい睡眠を心がけましょう。
(2)予防接種を受ける
帯状疱疹の発症や重症化の予防が期待されます。
(3)免疫機能を高める
疲労、ストレスを溜めないなど、免疫機能を高めることで、水ぼうそうのウイルスの再活性化を防ぎましょう。
◯帯状疱疹かなと感じたら
早期受診と治療を
受診が遅れると、治療が長引いたり、痛みが残ったりするケースも少なくありません。
軽い症状でも、早めに受診するようにしましょう。
■予防接種を受けるには
対象者:接種当日に加西市に住民登録のある満50歳以上の方で、過去に加西市の助成を受けて帯状疱疹ワクチンを接種したことがない方
申請方法:
STEP1 事前に医師と相談し、2種類あるワクチンから、接種するものを選ぶ。
STEP2 予防接種を受ける前に、健康課で助成券の発行を受ける。
持ち物:本人確認書類(健康保険証、マイナンバーカード等)
STEP3 予防接種を受ける(助成券を持参)
※市内協力医療機関以外で接種希望の場合、令和6年4・5月に接種された場合は、健康課にお問合せください。
詳細はこちら
【URL】https://www.city.kasai.hyogo.jp/soshiki/17/42576.html
ワクチンの種類・助成額:
乾燥弱毒生水痘ワクチン
種類…生ワクチン「ビケン」
助成(接種)回数…1回
助成額…接種費用の1/2(上限4千円)
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン
種類…不活化ワクチン「シングリックス」
助成(接種)回数…2回 ※2回目の接種は、1回目から2カ月後、遅くとも6カ月後まで
助成額…接種費用の1/2(上限1万円/回)
〇助成はどちらか1 種類のワクチン、生涯1回限り
〇接種費用から上記の助成額を差し引いた額は自己負担
■市内実施医療機関 ※要予約
医療機関名_電話番号
あさじ医院_44-0225
安積医院_46-0361
大杉内科医院_47-0023
小野寺医院_48-3737
おりた外科胃腸科医院_42-6000
かがわクリニック_43-8887
市立加西病院_42-2200
医療福祉センターきずな_44-2881
さかいこどもクリニック_43-0415
佐竹医院_42-4057
さたけ小児科_43-1717
たまだ泌尿器科クリニック_42-5900
なるせ皮膚科_42-6767
西村耳鼻咽喉科_42-6020
堀井内科医院_49-0150
まえだ内科神経内科クリニック_45-2050
みのりクリニック_49-8470
安田内科・循環器内科クリニック_43-7931
やまもと内科クリニック_43-7775
横田内科医院_42-5715
米田医院_48-3591
問合せ:健康課(健康福祉会館内)
【電話】42-8723